本文へ移動

経営発達支援計画

経営発達支援計画とは

平成26年の法改正により、「小規模事業者支援法」が一部改正され、商工会・商工会議所が実施してきた「経営改善普及事業」の中に、新たに「経営発達支援事業」が位置づけられました。この事業は、小規模事業者の経営戦略に深く関わる支援を行うものであり、商工会や商工会議所が策定した「経営発達支援計画」が、経済産業大臣の認定を受ける仕組みが導入されています。
明石商工会議所では、これまで実施してきた第1期計画が令和7年3月31日をもって満了を迎えました。これを受けて、明石市と連携しながら新たな5年間の計画を策定し、令和6年12月に経済産業大臣へ認定申請を行い、令和7年3月21日付で正式に認定を受けました。

経営発達支援事業の目標

本事業では、小規模事業者の持続的な成長と地域経済の活性化を目指し、次の4つの目標を掲げています。
目標1 事業計画に基づいた自立的な経営の実現を通じ、持続可能な経営基盤を構築すること
目標2 各事業者の強みや地域資源を最大限に活かし、付加価値の向上と売上拡大を図ること
目標3 ITの活用による販路開拓や業務効率化を推進し、競争力を強化すること
目標4 経営力再構築に向けた継続的な支援(伴走支援)により、上記の目標達成を支えること

経営発達支援事業の主な取組内容

● 地域の経済動向調査に関する取組
小規模事業者がデータに基づいた経営判断を行えるよう、国が提供するビッグデータや明石市の人口動態データを活用した「地域の経済動向分析」を実施します。また、当所が効果的な支援を行うため、「中小企業景況調査」や「にっしん景況レポート」の活用を行います。

● 需要動向調査に関する取組
工業製品や食品に関する市場調査を行い、商品・製品の魅力向上を支援します。これにより、小規模事業者の商品力強化や販売力向上を図ります。

● 経営状況の分析支援
小規模事業者が自社の経営状況や課題、強みを正確に把握できるよう、財務および非財務の視点から「経営分析」の支援を行います。

● 事業計画策定支援
地域経済や需要動向の調査結果、経営分析の情報をもとに、実効性のある「事業計画」の策定を支援します。

● 事業計画実施後のフォローアップ
策定した事業計画に基づき、四半期ごとの進捗確認・フォローアップを行い、計画の実行と売上・利益向上につなげていきます。

● 新たな需要開拓支援
小規模事業者の販路拡大を目的に、「展示会・商談会への出展支援」や「ITを活用した個別支援」を実施し、新たな市場の開拓を後押しします。

実施期間
令和7年4月1日~令和12年3月31日

事業評価委員会 評価報告

経営発達支援事業の実施状況やその成果について客観的に確認・分析するため、「経営発達支援事業評価委員会」を設置しています。
当委員会では、関係者による評価・検証を行い、事業の効果や課題を明らかにするとともに、今後の改善に向けた提言を行っています。
お問い合わせは 明石商工会議所・中小企業相談所まで

TEL:078-911-1331
FAX:078-911-6738
明石商工会議所

〒673-8550
兵庫県明石市大明石町1-2-1
TEL.078-911-1331
FAX.078-911-6738
TOPへ戻る